プロ野球の日米審判交流で来日していたセ・リーグのマイケル・ディミュロ審判員が6月5日の中日―横浜戦でストライクの判定に抗議した中日の大豊泰昭選手を退場処分にした際、胸をを突かれ「身の危険を感じた」と言い、セ.リーグの審判を辞任して帰国してしまいました。 このニュースは全世界に流れました。NHKニュースは言葉の問題もあったことを示唆しました。そしてCNNニュースは審判に暴行(?)を加えたことを謝らなかったことを述べ、アメリカ大リーグの審判は10年以上マイナ.リーグで勉強して尊敬されていることを伝えました。
見る人の数からCNNの見方が全世界の見方になるかと思います。しかし言葉の問題がなかったとはどうして言えましょうか。ディミュロ氏はプロスポーツの審判です。勝ち負けのかかっている試合で彼の審判を不服とする選手も出て来るはずです。そのとき当然抗議するでしょう。抗議したことに対し簡単に「退場」を宣告して良いものでしょうか。
アメリカのベースボールで審判と選手や監督が言い争っているところをテレビで見ます。このとき審判を突たりする人はいませんが、審判もストライク判定の文句ぐらいで退場させることもありません。(侮辱した言葉を言ったりした場合は退場でしょうが...)
大豊選手は退場の宣告に対して怒って胸を突いたのです。その行為について良いと言うつもりはありませんが、本当はディミュロ氏が大豊選手の言った言葉を理解もせず(理解するつもりもないと思うが.)侮辱したと判定し「退場!!」と言ってしまったことが原因のように思います。
ストライクと言われたとき、もし大豊選手が笑わずに審判に「良い球だったな。やっぱりストライクか。」と言ったとしてもディミュロ審判員は「退場!!」と言ったと私は思うのです。
言葉の違う国にいると似たようなコミュニケーション.トラブルは良く起こります。
友人の会社に若いタイの女の子が就職しました。友人の会社は貿易会社ですから頻繁ではありませんが日本からも電話が掛かってきます。この女の子は英語を話した経験が全くありませんでした。友人は日頃から「タイ語以外で電話が来たら、"Hold on, Please "と言って私につなぎなさい。」と言っていました。
ある日、日本からの電話を彼女が受けました。受話器から聞こえて来た英語を聞いて彼女は何故か笑ってしまったのです。その後、友人は強く抗議されたました。
この手のトラブルは“コミュニケーションの問題もある“と認識されないと、ときとして深刻な問題に発展してしまうこともあります。
「PS. ディミュロ審判員の問題についての私見」
問題が起こってそれを丸く納めることは難しいことです。私が残念に思ったのはディミュロ審判員が「グラウンド上で肉体的な攻撃が一切なくなるように、全世界のアンパイアのために声を発したい。」と言って帰ってしまったことです。彼が日米審判交流のために日本に来たのであれば、この問題に声を発するだけでなく交流のため辛抱して解決して欲しかったと思います。
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