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検事当局は政党条例に違反したとしてタクシン首相率いるタイ愛国党ばかりでなくタイ民主党と3つの小党を起訴することを決定した。これは戦術的に現在の政府の勝利を意味している。
これは3つの目標を達成している。与党の行った違法行為を気薄にする。タイ愛国党とタイ民主党を潜在的に運命共同体
にする。そしてタイ愛国党を非難から免れさせる。
この決定がされる前はもっぱらタイ愛国党に非難が集中していた。国防省のセキュリティカメラがタイ愛国党の副リーダが4月2日の選挙をボイコットしないよう小党を招いて会っている所を捕らえていた。これを調査した選挙中央委員会(EC)は副リーダである国防省大臣と運輸省大臣たちに小党にワイロを送った責任を問うことにしたが1ヶ月が過ぎていた。そしてECは検察庁に意見を添えないでタイ愛国党の調査結果を送った。
意見がないためこの調査結果はECに差し戻された。そしてECは意見を求められた。ECはしぶしぶ告訴すべきだというアドバイスをして提出したが時間がかかった。
タイ民主党の告発は選挙ボイコットを呼びかけたこと、選挙無しで王様に首相の任命を要求したこと、小党を雇ってタイ愛国党に民主主義に対する違法行為をやらせようとしたことである。しかしこれらの告発は説得性に欠けている。
ECはこの告発についてタイ民主党の民主主義違法行為として24時間で検察庁に告発状を提出している。
また検事当局の今回の公訴は疑わしい部分がある。検事総長が首相官邸に招かれてタクシン首相と1対1で会談している。会談では表向きは南部タイ国境の騒動について話合われたことになっている。
いずれにせよタイ愛国党ばかりでなくタイ民主党も検察庁から公訴されたと言うことだ。これによって愛国党の違法行為の疑いが薄まってしまうだろう。タイ愛国党は小党へのワイロ疑惑を副リーダーたちを犠牲にすることによって乗り切ろうとしている。そして民主党も幹部が独断で小党を雇い、タイ愛国党にワイロを差し出すようしむけたと言うことにさせたいのだろう。
検察庁は起訴を終え責任を憲法裁判所に渡してしまった。裁判所は5つの党に終焉を言い渡すかもしれない。タクシン首相は上院35人がECの交代を裁判所に嘆願したが拒否されたことで元気づいたのかもしれない。
ECと検察庁のおかげで、タイ愛国党が潔白である判決が愛国党と民主党が生き残る期待になってしまった。憲法裁判所はどちらか一方だけを有罪することはしないだろう。すべての党に対しもっとも辛い判決は有罪、党解散命令だ。囚人のジレンマが憲法裁判所への判決をゆだねたがタクシン首相はタイ愛国党が困難から脱しさえすれば他党が有罪になることは望んではいないようだ。
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