クレジットカード犯罪

タイでもクレジットカードがポピュラーになりはじめました。それに伴ないクレジットカード犯罪も増えています。その事例を見るとなかなか参考になります。

1.内部犯行

地区マネージャのイチポール氏は銀行の請求書を見て驚いた。彼の知らない20万バーツのお金が金の購入代金として書かれていたのだ。それにはクレジット.カードが使われていた。

「その購入した日には私は会社の研修でその場所にいるはずがないですよ。証人もいます。」彼は銀行に訴えた。

銀行で調べたところイチポール氏自身が持っていたクレジット.カードは切れているのがわかった。そして金は新しいカードで購入されていた。しかしそれは彼のところに届いていなかったのだ。

クレジットカードの領収書では23金行から合計32バーツ(バーツは重さの単位)の金が購入されていた。

警察はこのクレジット.カードの手続きに関った数人の銀行員の写真を取り金行の従業員たちに見せた。そしてピサントと言う銀行員がクレジット.カードで金を買ったことを突き止めた。

金行の従業員は金の値段を決して値切らなかったピサントを上客と考えはっきりと覚えていたのだった。

ピサントは内部の人間の悪質な犯行として14年の懲役刑を言い渡された。

2.カードすり替え

日本人の士朗氏はレストランで食事の後クレジットカードで清算しようとした。ボーイにクレジット.カードを渡すとしばらくしてそのカードが使えないことを告げられた。

返してもったカードを見ると自分のカードでは無かった。士朗氏はボーイがカードをすりかえたと疑った。しかしそうではなかった。どこか別の場所ですりかえられたのだ。

1ヶ月後士朗氏は警察に呼ばれた。彼のクレジット.カードがチェンマイで使われ航空券が2枚購入されていた。それからしばらくして犯人は警察に捕まった。

犯人たちの自白によれば獲物は日本人。ゴルフ場やフィットネスクラブでロッカーの鍵をかけ忘れた者からクレジットカードを盗みだし別のカードにすりかえていた。犯人はロッカーに金目の物があっても絶対に手を出さなかった。カードが盗まれたと気づかせないためだ。

士朗氏は幸運だった。彼らが盗み出した後すぐにカードを使ったため被害を受けずにすんでいたのだ

3.イージートラップ

アムナード氏はアメリカに行く計画を立てた。ある知り合いが40%引きの航空券を買うことが出来ると言っていたこと思い出した。アムナード氏は彼に購入を頼んだ。

アムナード氏は1万8千バーツを現金で払った。知り合いは格安チケット情報をくれた外人を連れて旅行代理店に行き、チケット購入した。チケットは外人のクレジット.カードで支払われた。 旅行代理店にはチケットは後日、別の者が取りに来ると伝えた。

店はチケットも渡してないことからその場でクレジット.カードを調べなかった。

その翌日アムナード氏がチケットを取りに行った。旅行代理店はクレジット.カードは支払い不能になっていたので現金で払うよう彼に言った。アムナード氏はすでに現金で1万8千バーツ払っていると主張した。

そのことは旅行代理店は知らなかった。そして彼にチケットの代金は2万8千バーツだと告げた。

この事件については証拠がなくアムナード氏は誰も訴えることができなかった。

タイで最初に摘発されたクレジット.カード犯罪はチェンマイでトレッキングする外人旅行者に行われたものだそうです。

トレッキングのとき貴重品を旅行代理店に預けます。悪質な代理店は彼らがトレッキングしているあいだにクレジットカードを利用していたそうです。そして旅行者は帰国してその事実を知ることになります。


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